昇仙峡エリア 日本百景!そして絶景のパワースポット!

日本百景の一つ、昇仙峡。とくに秋の紅葉シーズンは圧巻の美しさ!毎年、県外からも多くの人が訪れ、その風景に魅了されています。パワースポットとしても有名です。

四季折々に表情を変える静謐な渓谷<br>大自然の息吹に心安らぐひとときを。

甲府へ行くと決めたなら、訪れたいのは国内有数の渓谷美で知られる昇仙峡(しょうせんきょう)。長潭橋(ながとろばし)から仙娥滝まで、全長約5キロメートルにわたる渓谷は、川が花崗岩を深く侵食したことにより形成されたといわれています。このエリアには、柱状節理の花崗岩や輝石安山岩など奇岩が至る所に。深い森に、悠久のときを感じさせる岩肌…。四季を通して表情を変え、幾度となく訪れる人を魅了しています。その美しい在り様から、「平成百景」(富士山に次いで第2位)に選出。「観光地100選〜渓谷の部〜」では第1位にも選ばれています。

春はツツジ、夏は新緑、冬には雪景色を堪能できる昇仙峡。このエリアがもっとも華やぐのは、紅葉の秋でしょう。10月中旬から11月下旬にかけ、赤・黄・橙に色づく木々と岩肌のコントラストは秀逸。石造りのアーチがレトロな面影を醸す長潭橋(ながとろばし)の絵画のような紅葉にはじまり、昇仙峡の主峰として知られる「覚円峰(かくえんぼう)」、「仙娥滝(せんがたき)」は圧倒的な存在感で訪れる人を歓迎。色づく深い森と澄んだ空気、独特の静けさに包まれて、ふと見上げれば青々とした空も渓谷の美しさを後押し。パワースポットとも謳われるこの地の自然エネルギーを全身で感じれば、心の底から生まれ変わったような気分を味わえるはずです。
主峰・覚円峰。その名の由来は、その昔僧侶・円覚が畳が数畳敷ける広さの頂上で修行したことがきっかけという言い伝えもあります。ここで、昇仙峡自体の歴にも少し触れておきたいところ。昇仙峡の絶景が世に知られることとなったきっかけを作ったのは、長田円右衛門(おさだえんえもん)という江戸時代の一人の農民だったといわれています。この地の名主であった長田は叔父の長田勇右衛門とともに交付と猪狩村間をつなぐ道路を計画。村人の協力を得て天保14年に完成すると、それまで見ることのできなかった渓谷美や仙娥滝が露わになったのです。
その勢いに気圧されそうな奇石と滝を間近に愉しみ、自然のエネルギーを十分に味わったら、「昇仙峡ロープウェイ」でゆるりと空中散歩もおすすめ。山頂のパノラマ台駅では、甲府盆地と富士山を一望することができます。さらに、運がよれければ「浮富士」の幻想的な光景にも出逢えるでしょう。少し肌寒い時期にはあたたかいきのこ汁を、春や夏には香ばしいお団子やかき氷を頬張って幸せ倍増。のんびり自然の気配を味わえるこの場所に、いつまでも佇んでいたくなることでしょう。

最後に、昇仙峡の思い出には水晶を連れて帰るのがおすすめ。昇仙峡は水晶の名産地として知られ、良質な水晶は心や体の浄化作用がある(パワーストーン)といわれています。
澄み渡る空気と力強い自然の息吹。心とからだをとことん安らげる、昇仙峡の休日はいかが?

見どころマップやスタンプラリーを持っていくとより昇仙峡を楽しむことができます。

景品がもらえるスタンプラリー

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昇仙峡見どころマップ

昇仙峡見どころマップ

昇仙峡写真ギャラリー